eスポーツは日本人的にはスポーツじゃない
eスポーツはコンピューターゲームをスポーツ・競技としてとらえる際の総称です。近年では多額の賞金を出す大会が開かれたり、オリンピック競技になるのではないかなどと言われています。
このeスポーツ、”陰キャの逃げ道”だったり、”ただのゲームでくだらない”だったり、”スポーツじゃない”など思う人が多く結構話題になったりしています。
e-スポーツ?陰キャ根暗オタク陰湿ポチポチゲームの間違いでは?|四汽|note
特に上の年代には受け入れがたい概念のようです。
かくいう僕も正直スポーツじゃないだろと思っています。陰キャの逃げ道とまでは思わないけど、オリンピックも違うだろって思っています。なんで受け入れがたいのか書いていきたいと思います。
そもそもeスポーツはスポーツなのか?
スポーツっていうと球技だったり陸上競技だったりをほぼ全ての日本人が思いつくと思います。
そもそもスポーツってなんなのでしょう?
スポーツの定義は、「一定のルールに則り勝敗を競ったり、楽しんだりする競技活動の総称」である(大辞林)。
この定義に従えば、囲碁や将棋、トランプゲームなんかもスポーツになります。じゃんけんだってスポーツです。そう考えると、もちろんゲームもスポーツで、eスポーツは当然スポーツです。
しかし、日本人にとってスポーツとは体を動かすものなのです。
定義上スポーツだとしても、囲碁将棋がスポーツだって言われても、ん?ってなりますよね。
同じ理由でやっぱりゲームはスポーツじゃないのです、日本人にとっては。
eスポーツが受け入れられるためには
正直僕はeスポーツという名前が良くないと思います。ゲームをスポーツと呼ぶのはやはり受け入れがたい。プロゲームとか別の名前でいいと思う。
ゲームだけやってる陰キャがeスポーツとか言ってイキるのは、陽キャには受け入れられないのです、多分。僕も陰キャですけど
個人的な考えなのですが、eスポーツの目指すところは囲碁将棋チェスだと思います。ゲーム自体の魅力や多様性を考えられば、これらを超えることもできるかもしれません。
プロゲーム自体は面白い
プロのゲーマーによる大会自体は非常に面白いです。
事実観客も多いし、スポンサーが多くいることなどがこの証拠です。ゲーム実況が広く受け入れられていることからも、ゲームの大会というものが魅力的であることは確かなのです。
囲碁や将棋みたいに一つの文化として定着していけばいいんだと思います。eスポーツっていう名前をやめればもっと受け入れられるのではないかと感じます。そうすれば、”ただのゲームでくだらない”だったり、”スポーツじゃない”と批判されることも減るかもしれません。
けど、多分そうなったとしても陰キャの逃げ道とは言われ続けると思いますが笑