中級者がチキータを練習すべき4つの理由
現代卓球においてチキータが必要不可欠な存在であることは誰の目から見ても明らかだと思います。そんな中、中級者層においては技術的な困難などから敬遠されがちです。
しかし、中級者においてこそチキータは有用な技術だと僕は思います。その3つ理由を説明します。てか、そろそろ練習したいですね...
1.レシーブの安定性の向上
そもそもチキータには、上回転が多めのものとか横回転多めのものなどいくつか種類があります。その中でも、横回転が強めのチキータは基本的に全部のショートサーブを相手コートに入れられます(強い真下回転のサーブは難しいが)。ボールの真横を捉える必要があるが、実際にそれを実行するのは意外と難しい。案外上を捉えていることが多いのでそこに注意して練習すると良いと思う。ボールの真横を捉えるのがコツです。
2.攻撃的なレシーブ
当たり前ですがチキータは非常に攻撃的なレシーブです。横回転の強いチキータはスピードこそ出ないものの相手のミスを誘いやすいです。特に中級者層では、中途半端な上回転のチキータをするより効きが良いです。
3.バックハンドが上手くなる
これは僕の経験に基づいたものなのですが、チキータを練習するとバックハンドそのものの感覚が良くなります。チキータを入れるためには、シートで薄く捉えて回転をかけることが重要です。この練習によって普通のバックハンドを打つ時に回転をかける感覚が養われます。バックハンドがあまり得意でない人ほど練習してみて欲しいです。
4.チキータ対策が上手くなる
チキータを相手が使ってきてそれに苦戦する人も多いと思いますが、自分がチキータを使うことによってその対策を理解することができます。月並みですが、ハーフロングサーブやバックサイドを切る横回転サーブに対して、チキータをすることがどれ程困難であるかを理解することができます。頭で理解するのと体で理解するのでは、結構な差があります。あとチキータをされた後どういう展開にされると困るか等もわかるようになります。
以上4つの理由いかがでしたでしょうか?コロナウイルスが収まり練習できるようになったらチキータに取り組むのはいかがでしょうか?