【レビュー】スーパーヴェンタス(TSP)→ヴェンタスエキストラ(VICTAS)
追記(2021/06/19):ヴェンタスエキストラになってからも購入し使用しています
TSPから発売されているスーパーヴェンタスというラバーについて、6カ月程使用したのでレビューしようと思います。元々評価の高いラバーでしたが、ごぶりんずさんが紹介して以降、爆発的に人気のでたラバーですね。使用したラケットはゼクスギアインで、フォアでの使用です。
F:スーパーヴェンタス MAX
B:ロゼナ(バタフライ) 厚
で使用しました。
今回貼ったラケットのゼクスギアインについてのレビューはこちら↓
はじめに
カタログには
最新のテンション技術を採用したスポンジと新設計のトップシートにより実現したVENTUSシリーズ最上位モデル
「スピード」と「掴みやすさ」を両立した新開発のスポンジと、ボールの回転エネルギーを増幅する新次元の弾力性を備えたトップシートを搭載。スピン系技術に加えて、フラット系技術でも高い操作性を発揮するランクアップしたORCギア。
回転による安定性に加え、スピードドライブ、フラット打法(スマッシュやミート打法)などのスピード攻撃重視の選手におススメ。
日本製ラバーの持ち味は、球持ちとグリップ力。
そしてドイツ製テンションラバーの持ち味はスピード。TSPが長年培ってきたラバー開発のノウハウと、ドイツの最新テクノロジーの融合で生まれた『ヴェンタス』シリーズに新たな一枚が加わった。
新開発のスポンジとトップシートを搭載した『スーパーヴェンタス 』は、スピード、スピン共にシリーズ最高の性能を持ち、より威力を求めるプレイヤーのために開発されたラバーだ。https://www.victas.com/ja_jp/tsp/rubber/backsoft/ventus/superventus
と書いてあります。TSPから出ているスピン系テンションのハイエンドラバーです。
価格は5200円+税とドイツ製スピン系のボリュームゾーンです。
硬度は47.5度と今一番人気のある硬度帯ですね。
重量
MAXでカットした後の重さで52gでした。比較的重く、個体差もあるので両面貼る人は重さに注意が必要です。
攻撃系技術
ドライブ(対上)
ラバー全体の硬度としては47.5度と硬めですが、シートが柔らかく非常に食い込ませやすいです。上回転に対するドライブでは自分のスイングの通りにボールがいき、回転も強いため、とても重いボールを打つことができます。引き合いで相手を押すことができます。
ドライブ(対下)
上に飛ぶ印象が強くループドライブの安定感は強いです。回転量としては並なので、ループドライブをかけて上回転のラリーに持っていくと良いでしょう。下回転に対する強打でも安定感があるが、決定力には欠ける感覚がしました(強打はラザンター等の方が強い)。
スマッシュ
ボールを持ってしまうので僕はやりづらく感じました(僕は一瞬の弾きで打ちたいので)。ミート自体は上に飛びやすいのでオーバーしやすいので注意が必要です。
守備系技術
ブロック
弾みが割と良い為、相手の威力に押されずにブロックすることができます。当てれば入る感じがして好印象ですが、当てるだけだと棒玉になってしまうので、そこは回転をかけ返して相手を振り回すのがいいでしょう。
カウンター
回転をかけるカウンターがやりやすいです。球を持って上に飛びやすいので、球の上を捉える事を意識すると入りやすいです。上に振るというより前に振るべきです(テナジー程ではないですが)。
サーブ・台上など
ここは個人の技量に大きく依存するのですが、弾み過ぎてやりづらいということはなかったです。少しボワンボワンする感覚があるのですが、シートで打てば良い感じです。球をよく持つため弾くフリックが少し難しいかもしれないです。
まとめ
全体としてはボールが安定するという印象を受けました。上回転のラリーを中心に点をとる人におすすめです。また、自分のプレーを安定させたいという人にも良いと思います。万人によく思われやすいラバーだなと感じました。