二元論・対立煽りに気をつけるべし

最近ネットやSNSでは炎上が絶えません。毎日起きているんじゃないかというぐらいひっきりなしです。この日々起こる炎上、原因として人は二元論に走りやすいというのがあると僕は思います。

そもそも二元論というのは、「異なった二つの原理であらゆるものを説明しようとする考え方」のことです(goo辞典)。善悪だったり、男女だったり、左右だったりで2つに分けて考えること時にもこのことばはしばしば使います。

話題になった著名人への誹謗中傷の問題などは、相手を悪と決めつけ自分が正義だとし、自身の言動を正当化する善悪二元論に由来しています。Twitterの所謂ツイフェミの方々とオタクたちのバトルなどは男女二元論が根底にあると思います。

この二元論というのは、人々を熱狂の渦に巻き込みやすい。単純明快な構造だから。ゆえに炎上しやすい。

 

しかし、考えればわかるのだが世の中、白黒はっきり2つに分けることなんてできないのです。ある部分ではこっちの人々に考え方だが、別の部分ではあっちの人々の考え方に近いなんてことはすごく普通なのです。善悪なんて単純に分けられることなんてめったなことがない限りあり得ないのです。

さらには、この二元論を使って過激な発言をし、対立を煽ったりして人の注目を集めようとする人が最近だと非常に多いです。いわゆる炎上商法でと呼ばれるようなやり方です。この人たちはわざとやっているので余計にたちが悪いですね。

自分が炎上しないため、また炎上商法に引っかからないため、単純な善悪二元論に陥らずに深く自分で考える力が現代では必要なんだと感じまし。なんか最近感じることを書いたけどまとまりのない文章になってしまいました笑