カードゲームはなんだかんだ運ゲーだから将棋目指しても無理じゃない?
こんにちは、最近デュエプレ復帰したヤスクマです。
結構前にちょもすさんが書いたブログ記事を見てから、これでは乗り切れないんじゃないかなぁと思ってて、今日はタイトルみたいな話をしようと思います。
将棋との違い
将棋がカードゲームと大きく異なっている点として、将棋が完全情報ゲームであることが挙げられます。
完全情報ゲーム
プレーヤーが互いの意思決定の内容と展開をすべて観察できるゲーム。やがこれに相当する。
将棋は相手のとりうる行動が分かっているため、完全に実力ゲーになっています。将棋で勝ち続けた棋士は分かりやすく「すごい」のです。
たしかにAIの評価値によってその「すごさ」が可視化されて分かりやすくなったのは将棋の躍進に一役買っていると思うのですが、将棋の人気に大きな役割を果たしているのは強い棋士の存在でしょう。羽生善治さん・渡辺明さん・藤井聡太さんなどの存在が不可欠なことは明らかだと思います。
じゃあカードゲームはどうかと言えば、強豪プレイヤーがいるというのは確かです。しかし、カードゲームの勝敗は運によるところが大きく勝率は60%超えればすごい世界のため、大会での勝利と「すごさ」が直結しづらく感じてしまいます。要は、「結局最後は運だよね」っていう気持ちが見る側に生まれてしまうのです。
この点を考えると、カードゲームが見習うのは将棋ではなく、麻雀やポーカーでしょう。これらのゲームのプロは年間に多くの試合をしていくので、そんな感じにするしかないのかなぁ。
プロのあり方を変えた方が良いと感じる
あと大きな点として、将棋は駒の動きが100年経っても変わらないのに対して、カードゲームのカードプールは日々変わっていくという点です。そのため、カードゲームはやっている人にしか何をしているか分からないという重大な問題があります。
この点も考えるとカードゲームのプロのあり方は競技にはないのではないかと感じます。
そもそもプロというのは何かという話になるのですが、プロというのは強い人を言うのではありません。プロというのは人を惹きつけることのできる人です。人を呼ぶことができるからスポンサーを獲得できるのです。強さはそのための1つの側面に過ぎないのです。
じゃあどんなプロのあり方が良いと思ってるかというと、競技プロではなくてデッキビルダー的なプロが良いんじゃないかなと思ってます。
実はこれ、アニメのキャラクター達が昔から担ってきた役割なんですけどね。Youtuberともあまり変わらないかもしれないですけど、この方向性の方が持続可能な気がします(SDGs)。