卓球ラケットの重さについて【重い方が良い?軽い方が良い?】
皆さん、今使われているラケットの重さはどのくらいでしょうか?また、振っていて重いなぁ、とか感じていたりしないでしょうか?
ラケットの重さはどのくらいがベストなのか、また重量によるメリット・デメリットについてまとめていきたいと思います。その調節のしかたについて書きます。
標準的なラケット重量
そもそもラケットの標準的な重さというのは大体
初心者:170~175g
中級者以上:180g以上
という感じです。
また、女性は男性に比べて筋力が低いため軽めのラケットを使っている人が多い傾向があります。
重いラケットのメリット・デメリット
重いことによるメリット
- 強くて重いボールを打つことができる
- 飛距離を出しやすい、後陣から巻き返しやすい
- 相手の強打に押されづらい
などがあります。
重いことによるデメリット
- 振っているうちに疲れて強いボールが打てなくなる
- フォアとバックの切り替えしがしづらい
- そもそも筋力がないとスイングスピードが出しづらい
などがあります。
当たり前なのですが、筋力のある人ほどメリットを享受しやすい特徴があります!!
軽いラケットのメリット・デメリット
軽いことによるメリット
- フォアとバックの切り替えしがやりやすい
- 操作性が良いので前陣での素早い反応がしやすい
- スイングスピードがあがりやすい
などがあります。
軽いことによるデメリット
- ボールが軽くなりやすい、思いボールが打ちづらい
- 相手の強打に押されやすい
- ブロックの面が安定しづらい
などがあります。
操作性の良さがあるので、筋力に自身のない方や子供、また前陣で相手をかく乱する人におすすめです!!
ラケットの重さの調整の仕方
そもそもラケットの重さを決める大きな要因としてはラケット本体とラバーがあります。ラケット本体は重さを変えることができませんが、同じ種類のものでも個体によって重量差があるので、測ってから買うことをおすすめします。
また、ラバーの重さについてです。
基本的にラバーの重さは、柔らかさと厚さで決まります(例外はあります)。
硬いラバーは詰まっているため重くなりやすく、柔らかいラバーは軽くなりやすいです。
また、厚いラバー(特厚やMAX)になれば当然重くなります。
厚さや柔らかさで重量の調節ができます。
軽くするために厚にするのもあり!!
中級者、特に男子の中級者では厚いラバーを使うのが暗黙の了解になってきています。特厚以外ありえないとまで言う人もいます。
しかし僕はそう思いません。重さの為に厚さを落とすのはありだと思います!!
というのも重くてスイングスピードが出せないと、スポンジに食い込ませることができないためです。特に試合では緊張で自分の力を100%出せないことが多いですし。
通常は厚の方が特厚より弾みませんが、厚にすることでスイングスピードが上がり、より威力の高いボールが打てる可能性があります。
実際厚さを落としたらよくなった時の記事も是非↓
重心の位置の重要性
重心の位置というのも重要です。重心がグリップから遠くなると、遠心力によって重く感じやすくなります。同じ重量でも重心の位置によって感じる重さが変わります。
重心の位置はサイドバランサーやグリップテープによって調節することができます。
サイドバランサーは感覚を変えずに重心だけ変えることができるので便利です。
また、グリップテープは手元に重心を持っていきやすくなります。
最後に
ラケットの重量にかんしてまとめてみました。いかがでしたでしょうか?自分のラケットの重量にも関心を持つとより自分に合った用具が見つかるかもしれません。
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